楽しかったなって思った8月と、今まで考えていたプロデューサー問題について

もうこのブログもまったくの更新をする事が無くなって、早数カ月。

ずっとTwitterのタイムラインを眺めながら世間の流れを見ながら、今は8月、私は夏季休暇の真っ最中である。

今月は765のパリーグコラボ試合を見に行き、12日と13日はアイドルマスターシンデレラガールズの5thツアー、さいたまスーパーアリーナ公演のライブビューイングを南古谷で見たり、コミケ行ったりと盛りだくさんではあった。

今私が一番視点を合わせているのは、アイドルマスターというコンテンツ。特に、とある同僚Pからの勧誘を受け、積極的にやり始めたミリオンライブは、前回のイベントで5000位以内に入るぐらい注目を当てている。

CDも、プライマルとマスタースパークルを両方買って聞いている。非常に充実している。

sideMもまた、ジュピターの名前を大きく響かせ、色んな方面からプロデューサーを集めようとしているのを感じる。私も非常に楽しみで、あの時の一つの可能性がここまで大きく成長したんだという感動を抱いている。

シンデレラガールズは、今もまだ成長の途中のような感じで、5th公演終了後の各プロデューサーの感想を見るとこれからが非常に楽しみであるようなことを読み取れた。6th発表の時、私はライブビューイング会場の映画館で見ていたが、その時にはシンデレラガールズはもう10thまでの目標を持って動いているように見えた。というよりも、10thライブをやっているシンデレラガールズのコンテンツ力を感じた。これは何かのデジャヴなのか、無印からのライブの演者の姿と同じものが見えたのかもしれないとも思った。

アイドルマスターという広い枠の中の765プロシンデレラガールズ、315プロの密度は増すばかり。KRも好評を得ているようだし、876プロもシンデレラガールズとのコラボがあったぐらいには、まだまだ進展があると期待できるだろう。私含めたプロデューサーはこの俯瞰的位置からの視点を見ることが出来る人もいれば、何か一つにこだわりたいと考えている人もいる。現状、必ずしも隣人の顔を知っていなくても大丈夫であると思ってしまえるからという理由なのかもしれない。だが問題は、このアイドルマスターを知らないという人に対してまずどういった行動を取るべきなのかを明らかにしないといけないのではないかと思う。

つまり、他の事に集中しているプロデューサーよりも、新しく入ってきてくれたユーザーをプロデューサーまで昇華させていく事が必要なのではないかと思う。私は初めからコンテンツに触ろうとした人間ではなく、動画を投稿したり絵を投稿したりするユーザーへの興味と、そのユーザーが好むものに対してのリスペクトとしての好奇心によってアイドルマスターに触れた人間だ。その人間がプロデューサーという呼ばれ方をされるぐらいまで知識を得て、今もコンテンツと共に歩んでいる。私のようなユーザーを増やすためには、やはり現在のプロデューサーが創作活動に精を出すことが必要なのではないかと思う。現在のユーザーの多くは与えられる情報に巻き込まれるかどうかを選びながら、ライブに参加したりグッズを買ったりするという一方向型が多いと思う。もっと「自分はこのアイドルをこうプロデュースしたいという心構えをもっている」だとか「自分はこのようなことをしたいと考えている」など、アイドルマスターへのアイデアを広く伝えるようなシステムがあれば、いきなり動画や絵を作り上げることは難しくても、考えを共有する事で何かやる気に繋がる物に火を付けられるのではないかと考えている。SNS投稿としてただ既存のプラットフォームに投げるのではなく、それ専門のチャンネルで喋ることが重要で、2chの板ぐらいまで専門的にとがらせて作るべきだと思う。匿名であるよりは、ユーザー名を持って語って自分の発言という肩書を名刺にして伝えた方がよさそうではある。

あくまで自分の勝手な想像だが、敷居の高かったプロデューサーという集団がここまで軽く名乗れるというのはどうなんだろうと。ファンとして楽しみたいのに周りがプロデューサーしかいないから自分もプロデューサーという事を名乗らなければいけないと思う人が今の新規プロデューサーの多くなんじゃないかと思う。ファンを経由してプロデューサーになったほうが、自分の意欲を一つ段を上げることができるのではないか。もしくは、本当にプロデューサーとして意識高くいたい人にとってこのような集まりが必要なんじゃないかと、おせっかいなんだろうけどそう思ってしまう。

逆になんでプロデューサーと名乗る事に悪いことを覚えるのかというと、プロデューサーだからこうしなきゃいけないと入りたてのユーザーが思ってしまう事で短期的にしかコンテンツを楽しんでもらえなくなってしまったり、アイドルマスターというコンテンツでライブだけを楽しみたいという人は、それこそファンとして楽しんでもらった方がプロデューサーを名乗る人から誹謗中傷の類の攻撃をかわす事が出来るだろう。ファンはファンとして、プロデューサーはプロデューサーとして一線を設けることで本来の意識的差異の統一をすることが出来るだろうと。そしてファンがプロデューサーに変わろうとするならば、それこそアイドルマスターの本来のゲーム性を楽しめる準備が出来るのだと考えている。

要は、既存プロデューサーは新規ユーザーをアイドルマスターの”アイドルのファン”として迎えて、そのユーザーがその先も望むならプロデューサーとして昇華していくような流れを持つべきということ。そうする事で、現状のプロデューサー同士の反発や、異なるプロダクションの偏見を少しでも無くすことが出来るだろうと思っている。

9.18の時は完全にプロデューサーがアイドルのプロデュースについての意見を持ってプロデューサーとバンナムとの関係上で亀裂が出来ていた。2月のミリオン危機の時は、9.18のデジャヴだと思っていたけど、プロデューサーというユーザーとバンナムというベンダーの関係上で齟齬が起きていた。だが今のシンデレラは、確かにユーザー側から企業への意見ではあるけれど、そのあとの広がりはユーザー同士での反発が主だろう。ライブの事についてなら、まずライブを楽しむ以外の元々のゲームを楽しめているならそれはそれで別に満足できるだろうに、エクストラだったライブに対して悲観的なものを投げかけるのははっきり言って筋違いだし、勘違いしていることに気付くべきだ。

新規ユーザーの確保のため、そして新規ユーザーがおびえない為にも、自分にとっての原点を振り返りながら、日々のプロデュース活動に励むことが必要だとまとめた所で、ちょっと頭が痛くなってきたのでここでキーボードを打つのをやめようと思う。

ここまでの読んでいただきありがとうございます。